お客さまに選ばれるためのデザインとは?
こんにちは。
デザイン担当のユーナです。
今日は、士業の先生方からご好評いただいている
「相続ガイドブック」を例に、
デザインについてのお話をしたいと思います。
どんなデザインにもすべて理由があります。
たとえば、この「相続手続きガイドブック」、
表紙のデザインは、どうしてこのデザインなんだと思いますか?
ちなみに 相続手続きガイドブックの
表紙はこのようなデザインです。
私のような何らかデザインをする者は、
まず、そのものの直接的なターゲットになる人のことを考えます。
この「相続手続きガイドブック」なら、
これから相続をしようと考えている人や、
親世代から相続される側の人、などですよね。
そのターゲットになる人が、
この冊子を目にした時に、
興味をもってもらい、
すんなりと手に取って見てもらえるようにするには、
どのようなものがいいか。
そのことに注力してデザインをしていきます。
この「相続手続きガイドブック」について言うと、、、
相続といえば、
難しそうで、ややこしそうで、、ましてやお金のこと。
わからないことが多そうな話。
だからこそ、優しさ、親しみやすさ、素朴さなどを
イメージしてもらえるように意図しています。
そして、真ん中にあるこんもりとした大きな木。
これは「安心感」を象徴しています。
相続という問題を目の前にした人に、
難しそうな話を出来るだけわかりやすく伝え、
「これさえ知っておけば大丈夫ですよ、
あとは安心して専門家にお任せください。」
そんなメッセージが
このデザインから伝われば、、、
というようなことを考えて
この冊子が出来上がりました。
文字ではないですが
人は目で見るデザインから
無意識のうちにたくさんのことを受け取っています。
なんとなくいい感じだからとか、
最近流行りの感じだから
という安易な理由でつくるデザインでは
お客様に選んでもらうことはできないのです。
色・形・大きさ…デザインにはすべて理由があります。
当たり前のことなのですが、
いつもそのことを大切に制作させていただきます。
ではまた次の機会に。
投稿者プロフィール
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株式会社グランド・ユーで主にデザイン制作を担当しています。
手のひらサイズの名刺から、冊子物、はたまたWebサイトの制作までを日々想像力をかき立てながら制作しています。お客さまが伝えたいコト、表現したいコトが主役であるなら、デザインはあくまで脇役。
その主役を最大限に引き立てる脇役として、いい仕事をさせていただきます。
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